フィリピン留学を検討中の方の中には、ニュースで報道される事件を目にして「現地は危険なのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。
今回は、先日マニラで起きた日本人旅行者に関する事件について、大使館や現地からの報告をもとに解説します。


マニラでの事件について

先週、マニラで日本人旅行客が銃撃される事件が報道されました。現地警察の調査によると、

  • 被疑者2名はすでに拘束済み

  • 犯行は「標的を狙った襲撃」であり、無差別事件ではない

  • 強盗行為は捜査を撹乱するための二次的行為

といった点が明らかになっています。
そしてフィリピンの警察当局は19日の記者会見で、日本人男性2名が射殺された事件の首謀者は日本在住の日本人である可能性が高いと明らかにしました。
つまり今回のケースは、一般的な旅行者や留学生が巻き込まれる可能性のある「ランダムな事件」ではなく、特定の背景をもった襲撃であったと考えられています。


フィリピン=危険ではない

日本のニュースだけを見ていると、「フィリピン全体が危険」というイメージを持ちやすいですが、それは大きな誤解です。
例えるなら、日本の報道で暴走族や反社会的勢力ばかりを取り上げ、「これが日本の姿」と言われてしまうようなものです。

実際に留学生が多く集まるバギオやセブは、フィリピン国内でも治安が安定しており、長年にわたり多くの日本人学生が安心して学んでいます。
現地の生活は、日本と同じように「注意すべきことを守れば安全に過ごせる環境」です。


留学生活での安全対策

もちろん「絶対に安全」という国は存在しません。留学生活を快適に過ごすためには、以下のような基本的な注意を守ることが大切です。

  • 夜遅く一人で出歩かない

  • 貴重品は必要以上に持ち歩かない

  • 現地スタッフや学校のルールに従う

  • 治安情報を定期的に確認する

こうした基本的な心構えを持つことで、不必要に心配することなく留学生活を楽しめます。


まとめ

今回のマニラの事件は、特殊な背景が関わるものであり、一般的な留学生や観光客が巻き込まれる可能性は極めて低いといえます。

バギオやセブをはじめとする主要な語学留学都市は、今も変わらず安全で学びやすい環境です。
サンフレンズ留学センターでは、留学をご検討中の方へ最新の現地情報をお届けし、安心して留学できるようサポートいたします。

【参考】本事件に関するフィリピン警察当局発表及び仮訳