少しカオスなセブパシフィックの機内

セブパシフィック航空に搭乗しました。
約6時間飛行機旅になるので、機内食を事前に注文しておくか、お菓子を持っていくといいと思います。

私の場合は、グリルチキンラップを事前に注文しておきました。
すごくおいしいというわけではありませんでした。
ラップのパンの部分がとても固かったので、歯が弱い人は厳しいかなと思います。

セブパシフィックの機内はピーチやジェットスターなどと同じ大きさだと感じました。
そこまで広くないので長旅は疲れるかなと思っていましたが、一列6席に私以外誰もいませんでした!
非常にラッキーです!三席分を使って寝ることが出来ました。

飛行機内が寒いと聞いていたのですが、そこまで寒くはありませんでした。
北海道出身の私だからかもしれませんが、軽い上着一枚あれば十分です。
暖かくして眠りたいならひざ掛けにもなる上着を持っていくのが無難だと思います。

飛行機内はフィリピン行きですので、多くのフィリピン人と一緒に過ごすことになります。

日本人にとっては少しのカオスが広がっています。
私が搭乗した機内では、後ろの席の子どもが複数回吐いて匂いがすごかったですし、おむつもその場で交換していたのでかなりのにおいが充満していました。

乾燥対策としても匂い対策としてもマスクは必須だと思います。
さらにのど飴として大量の龍角散と水、アイマスク、イヤホンか耳栓も必須だなと思いました。

長時間のフライトでむくみや疲れがでた場合はトイレの中でスクワットやストレッチをして時間をつぶしていました。

機内での座席移動について

もし、ご自身のシート以外に空いている席があれば席を移動してもかまいません。
飛行機は一度飛び立ったら、着陸するまで空席は空いたままです。
もし、3列全て空席になっているのを見つけたら、横になれるのでラッキーですね。
ただ、着陸体制に入る際にご自身の席に戻るよう案内される場合が多いです。

 

ニノイ・アキノ国際空港に到着後!

時差の関係で1時間時間が巻き戻り、夜の11時頃に到着しました。
飛行機から降りてからイミグレーションや荷物受け取りの場所まではかなり歩くことになります。

飛行機から降りてから右にまっすぐ進めばつきます。
途中の道でフィリピンのジプニーや看板や動物などがいて、フィリピンの歓迎ムードを感じることが出来ます。

一番心配していた空港のトイレですが、予想以上に綺麗でトイレットペーパーもありました。
流れとしてはイミグレーション→荷物受け取りです。荷物受け取りの待機時間は以上に長いので、気長に荷物のカートに座りながら待ちました。


さらに荷物を受け取ってから気づいた失敗は、スーツケースのカギを掛けずに預けてしまったということです。
幸い何も盗まれてはいなかったです。

イミグレーションの並ぶ列が良く理解できず、とりあえず「Foreign Passport」という列に並びました。
フィリピンのイミグレーションは何を聞かれるのかとドキドキしていましたが、パスポートを見て「Japanese」とだけ言われ、そのあとは一切質問されず無言のまま終わりました。
指でカメラを指さされて、そっちの方を見ると写真を撮り終わったようでパスポートにスタンプを押されて「Next!」、これで終わりです。

イミグレーションを抜けて真っすぐ行くと団体ピックアップの集合場所であるBay7の柱を見つけることが出来ます。

BAY7の集合場所とは?

バギオ留学へ行く場合、空港ピックアップサービスを利用してマニラの空港からバギオへ向かいます。
BAY7とはマニラの空港ターミナル3の集合場所となります。
マニラの空港には合計4つのターミナルがあるため、ピックアップ担当者はそれぞれのターミナルを順にまわります。
マニラの空港では日曜日の8:00~25:00(月曜)まで5回に別けてピックアップサービスが提供されます。

 

マニラのニノイ・アキノ国際空港での過ごし方

日本で事前にフィリピンペソを用意していない場合は、お金を持っていないのでまずはATMに行く必要があります。
ATMも出口から出てすぐのところにあるので分かりやすいです。
BPIというATMを使ってお金をおろしました。手数料は250ペソでした。
私の場合は、事前に日本円をフィリピンペソに交換していたためATMでお金をおろすことが出来ました。
利用しているのは「Revolut」というカードです。
手数料も比較的安く、レートも悪くないのでおすすめです。

ATM付近にはシムカードの売り場がたくさんありますが、事前に聞いていた通り高いのでお勧めできません。
語学学校内でもシムを買うことはできるので、事前にイーシムを用意するとフィリピンに着いたら自動で切り替わるので便利でした。

お札はすべて1000ペソ札で出てきてしまうので、空港を出る前にドリンクなど頼んで細かいお札や小銭を手に入れておくことをおすすめします。

残り8時間の待機時間を過ごすためにまずはスーツケースを預けました。
24時間350ペソ一つの荷物を預けることが出来ます。
預ける荷物の写真を撮ってくれますし、パスポートの提示も必要なのでかなりしっかりしたセキュリティだと思います。

荷物を預ける場所の隣にあるドリンクショップのチョコドリンクがとてもおいしかったです。飛行機の疲れが吹っ飛んだ気がします。
そのあとも、時間が有り余っていたので、KFCに入りました。
注文はタブレット方式でオーダーをした後にレジでお会計をするという方式です。
時間が余りすぎていたので、KFCに二時間居座りました。
ケンタッキーチキンに米がついてきたことが衝撃でした。
日本のコメのように甘くないので、少し食べるのに苦労しました。
その後は、空港を永遠に歩き回りましたが、ほとんどの飲食店は閉まっているので20分以内に見終わってしまいました。

ウェンディーズの隣にあるカフェでもドリンクを頼みましたが、あまりにも口に合わなくて残してしまいました。

近寄ってくる客引きと対処方法

団体ピックアップ日の前日、夜23時ごろに到着し約9時間ニノイアキノ国際空港に滞在しました。
色々な飲食店で長時間滞在したり、トイレ調査や空港内散歩をしたりしました。
空港滞在中は永遠に姉とビデオ通話をし、なるべく一人の時間を過ごさないようにしていました。
フィリピン人や中東系の人たちも常にビデオ通話や通話をしているので、むしろ一人でおとなしくしているよりも周りに馴染めると思います。

空港で出現する「イエスマム」や「タクシーマム」、「ハイマム」と大きな声で声掛けしてくる人たちは、普通に客引きか助けてもらったらお金を請求してくるので基本的に無視で大丈夫です。
私の場合、ビデオ通話している最中や日本語で通話している最中はしつこく声を掛けられることはなかったので、客引きを回避する点でも一人にならないという点でも便利だと思います。
 

観察してみると、男性にしつこく声をかけている様子はありませんでした。
女性中心に声をかけている印象があり、特に空港の出入り口近くのタクシー乗り場や、両替所近く、ATM近くに多いです。無視しても付いてくる人もいるので、そういう場合は自然にトイレに入るか人ごみに紛れましょう。
空港内にある女性が一人で行動する場合は誰かと常に通話で話すか、通話しているフリをするのが安全だと思います。
 

ニノイアキノ国際空港は24時間多くの人でにぎわっていました。
特に、到着ロビー出入り口付近や24時間開いている飲食店、出発ロビーに通じる階は、大きな荷物を持っての移動が大変なぐらいです。


逆にそれ以外の場所は、驚くほど静かです。うるさくないので落ち着ける場所ではありますが、なるべく人の多い場所で時間を過ごすことをおすすめします。
明らかに空港利用者ではない雰囲気の人もかなりいるため、にぎわっていて座れる場所を探したほうがいいです。
 

 

〇充電問題 

スマホの充電したい場合、空港内に二か所だけコンセントとモバイルバッテリーの貸し出しスペースがありました。
飲食店が並ぶ3階にある、コンビニエンスストアのような店の隣にモバイルバッテリーのレンタルができる小さなスペースがありました。
日本でいう「
chargeSPOT」に似ています。5分で10ペソのようにお金がかかります。

一階にはグローブのマークが書かれた無料の充電スペースがあります。
3段分にコンセントがあり、一段で大体10台分ぐらいのスマホが充電できます。
私が利用した時の場合、一番下の段が故障していたので、後から来た人に「そこ壊れてるよ」など声を掛け合いました。
 

私が充電していると、「あなたの充電ケーブル借りてもいい?」と聞かれたので、一緒に充電したりしました。
私が持っていた充電ケーブルは、type
-C、type-B、Lightningなどがすべて付属しているタイプのものだったため、充電ケーブルの貸し借りが可能でした。
こういう場面は、稀かと思いますがコンセントや充電ケーブルは複数あるタイプの方が便利か
もしれません。
その場で生まれたこういう協力関係は意外なところで役立ちます

団体ピックアップ時間まであと20分ぐらいしかないけど、スマホの充電は時間ぎりぎりまでしていたいし、スーツケースの受け取りにも行きたいし、しかもトイレにも行きたい。
やりたいことが多いと一人では不可能です。
しかし私の場合、充電ケーブルを貸している人がいたので、「トイレに行きたいから、私のスマホと充電ケーブルを少しの間見ておいてほしい。戻ってきたら充電ケーブルも回収するね」と声をかけて相手が承諾してくれたことで協力プレイが成功しました!

相手も少しでも長く充電できるし、お互いWin-Winです。相手が自分のスマホを持って逃げてしまう可能性は確かにありましたが、長時間のビデオ通話のおかげで充電が全くなかったので、盗られても仕方ないぐらいの気持ちでお願いしました。 

結局自分の用事をすべて終わらせて戻ると、笑顔でスマホも充電器も返してくれたので良かったです。